6月15日、セキュリティソフトメーカーの大手、株式会社カスペルスキーからCSRマネージャーの籔内祥司さんをお招きして、勉強会「インターネットを安全に楽しむためのセキュリティのお話」を開催しました。
子どもたちのネット利用でも、フィルタリングやセキュリティ対策は欠かせませんが、実は、ネット通販詐欺やフィッシング詐欺などの被害は大人に多く、その対策は、ネット利用の基本的な知識として知っておきたいところです。
そこで今回の勉強会は、昨今流行っているネット上の犯罪事例を取り上げ、引っかからないための見分けるポイントや心構え、セキュリティソフトの役割りなどを、専門家の立場からわかりやすく解説していただこうという主旨で企画しました。
籔内さんのお話はまず、世界で起こっている事件や出来事と、一般の方のPCで起こっていることは実は繋がっているのですよということ、そして私たち一般の市民も、インターネット犯罪の被害者や時には加害者になってしまう可能性があるということを、さまざまな図表を交えてお話ししてくださいました。
世界中で日々さまざまな脅威が生まれているお話は、規模が大きすぎて実感がわかないところもあったのですが、実は私たちの日常生活はその渦の中にあるということ、そしてセミナーの中では耳慣れない用語も少なからず登場したのですが、私たち一般の人は難しい用語をいちいち覚えることよりも、「セキュリティ」の意識を持つことが大事なのだと感じました。
その為には、なんといってもインターネットを利用する際にはセキュリティソフトが必須ということです。
価格も機能もさまざまな種類のものがありますが、売れているものが一番良い製品とは限らないこと、またソフトを導入するだけではなく、ライセンスの期限・データベースの更新・プログラムのバージョンアップなども忘れてはならないことを教わりました。
まず自分自身を守ることが、よりよいインターネット社会につながるのだということを信じて、犯罪に巻き込まれない賢い消費者になろうと改めて思いました。
籔内さん、お忙しい中をお時間を作っていただき、ありがとうございました。