子どものケータイ利用を考える全国市民ネットワーク

 

「子どものケータイ利用を考える全国市民ネットワーク」は、各地で大人・子どもへの教育啓発や関連する調査、提言などを行っている市民団体、インストラクター、行政担当者、教育関係者たちのゆるやかなネットワークです。毎年一回、一堂に会して学習や意見交換を行う全国会議が、今年は埼玉県浦和市で開かれ、その中の分科会で理事長 松田が「スマホのある子育てを考えよう」について発表させていただきました。

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大会は開会式の後、内閣府のご担当者から「青少年 インターネット環境整備基本計画(第3次)についての説明」があったのち、群馬大学名誉教授 下田博次氏による基調講演があり、分科会に続きます。

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分科会Bを任せていただいたイーランチ&カスペルスキーチームの演題は「子育て×スマホ ~セミナーから見えてきた乳幼児ママたちの思い~」。

まずは近年のネット利用の低年齢化の課題や、カスペルスキー、パステルIT新聞、イーランチの出会いなど、現在全国で開催中のセミナープロジェクトが発足した経過を説明させていただきました。その後実際のセミナー内容を体験していただき、さらに、これまでのセミナーの中から聞こえてきた保護者の生の声をまとめてお伝えしました。

このように、出発点は子どものスマホやネット利用の問題ではあるけれど、家庭内の人間関係など、デリケートな問題も絡んできます。その難しい問題のある中で上手に付き合うためのルールを考えるのがセミナーの目的であることをお伝えしました。

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また今回は、日頃啓発活動をされている皆様が対象であることから、カスペルスキーの籔内さんによるセキュリティ講座は、いつもよりも詳しく、最新情報も交えてお話いただきました。ご自身の経験談もフランクに披露していただき、時折笑いの起きる上手なお話が大好評。一見難しそうと敬遠されがちなセキュリティですが、参加者の意識を高められました。

これまでのセミナー参加者1017名のアンケート結果では「とても参考になった 64%」「まあまあ参考になった35%」合計99%になります。
その嬉しい声を励みに、今後もセミナー活動を続けていきます。

セミナーの詳しい様子はこちらからご覧いただけます。