熊本でセミナー実施しました

熊本県でのセミナーにお声掛けいただいた「ママそら☆くまもと」さんは、ママの輝きから明るい未来を創造する全国組織のプロジェクト「ママそら」の熊本支部です。
今回のご縁でその存在を初めて知ったわけですが、ママそらさんの想いは、イーランチ設立当初の想いと重なるところが多々あり、とても楽しみなセミナーとなりました。

会場は、新しくできたばかりの貸会議室「コ・ワーキングスペース 未来会議室」。
創造性が掻き立てられるような、斬新なデザインの空間で、まずは前半1時間、「スマホのある子育てを考えよう」にご参加いただきました。
参加者は「ママそら☆くまもと」のメンバーさんを中心に、保育園協会、医療関係者、啓発活動者、教育関係者など、様々なお立場の方々がずらり。
大変意識の高い皆さんですので、セミナーを聞く姿勢やまなざしも真剣で、いつにまして緊張しながらお話させていただきました。
幼児のスマホ利用実態調査の中でも、特に親と子のスマホ利用時間の相関関係は関心が高く、勉強会後半のグループワークへの問題提起となったようです。

カスペルスキーの籔内さんからは、悪意のあるアプリを使うと、どのように個人情報(電話番号)が抜かれてしまうのか、実際の画面を示しながら説明していただきました。
また、その時にセキュリティソフトが、どのように私たちを守ってくれるのかを画面で確認することで、参加者のセキュリティに対する意識が高まったようです。

セミナー後は、休憩をはさんで、グループワークにつながりました。
子育て世代には認知度の高いアプリ「鬼から電話」の是非や、公園で子どもだけ遊ばせておいて母親はベンチでスマホをやっている現状など、親のスマホ依存を問題とする意見が相次ぎました。

さらに、そうなってしまう背景には、子育て支援が足りないのではないか、というところにまで踏み込んだ意見もあり、議論が深まったところで「幼児スマホ問題における保護者のあり方、五箇条」の提言に結び付けました。

このテーマは、入り口は確かに幼児のスマホ利用ではあるけれど、話せば話すほど、「子育てそのものの話」なのだということに行きつきます。参加者の誰もが、真剣に子どもたちの未来を考え、議論する姿が印象的でした。

尚、今回の勉強会には、テレビ熊本と熊本放送の取材が入り、この課題を広く知っていただく機会となりました。
最後に、今回の勉強会開催にあたり、九州で活動されている多くの皆さまにご尽力いただきましたことに改めて感謝申し上げます。
ありがとうございました。